2014年5月6日火曜日

円安なのに貿易は赤字

私のように為替や世界経済に疎い人間は、素朴になんでだろうと思うことが多々あります。

アベノミクスで円安にトレンドしましたが、以前のように貿易黒字になるどころか、月当たりの赤字が1兆円を超えるはなぜなんでしょう。

TVにでてくる経済評論家は円安なのに輸出が増えず、 一方で輸入コストが高くなってきているので、庶民の生活はますます苦しくなると述べています。そんなことは私でも、小学生でも理解していることです。

私が思うに、輸出が増えないのは、すでに空洞化が進んでいて、日本で製造したものを海外に輸出する仕組みはもはや終わってしまっているのでは、ということです。

空洞化は日本の将来にとって大きな不安要素です。しかし、日本の技術力はいまだに世界のトップクラスです。だれもが日本で物が作られないことはもったいないと感じていることでしょう。若い世代にとっては雇用の場も減少します。彼らは、工業製造業には関心がなくなり、公務員、生活必需品関連業種、デジタル(IT)関連サービス業などに関心が向きがちになるでしょう。つまり、空洞化はなかなか解消されないでしょう。

空洞化が将来も続くと仮定します。日本人の個人が持つ貯蓄を考えると、日本の生活は10年程度は問題ないはずです。円安と衰えない空洞化により、貿易収支は赤字です。これは最終的には個人の貯蓄を徐々に使わざるを得ない状態にしています。

日本のとほうもない負債、そして個人の貯蓄すらも減少する。この状態が継続するなら、リスクオン時の円買いのパターンがなくなり、円安がもしかしてどんどんすすむのではないでしょうか。最近は1ドル90円前後になれていたので、102円といえば、円安と感じるかもしれませんが、10年前であればとんでもない円高です。1ドル180円、200円はどうでしょう。

 海外旅行や日本人が好むブランド商品(いまでは中国人ですが)は手が出せなくなるかもしれません。




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